A Desert Pilgrimage
ON THE TRAIL
2015.09.09

A Desert Pilgrimage

秋が深まり、昼の時間が短くなるといつも、砂漠巡礼をしなければと感じるようになる。旅のスタイルは毎年違っている。マウンテンバイクでホワイト・リムのようなところに行くこともあれば、グランドキャニオンを通って、リムからリム、また次のリムへと長いランニングをすることもある。今年は、グレンキャニオンとザイオン国立公園の間の、4つの砂漠の峡谷を巡るハイキング/バックパッキングという大旅行を計画した。

 

仲間とアリゾナのページに集合し、まずはナバホ・ネイションの中でも最高の撮影スポットと言われる峡谷、アンテロープ・キャニオンを目指した。いくつかの砂漠の峡谷と違い、アンテロープは安全で行きやすい。そのため少々観光客が多い。確かにサーカスのような感じだが、それでも砂漠愛好家としては見ておかなければならない名所だ。その後はひと気のない場所に行くことになっていたのだし。


 

次に訪れたのはウォーター・ホールズ・キャニオン。ページの南にある難しい峡谷で、許可を取り、登山用具も少し必要になる。柔和なアンテロープ・キャニオンと違い、ウォーター・ホールズにはラペル(懸垂下降)の場所が7つあり、泥や水も多い。腹ばいで登らなければならないような、少しテクニカルな部分もたくさんあって、ものすごく楽しい。




 

その後は北へ向かってユタに入った。2日かけてバックスキン・ガルチを渡った。ここは世界一長く峡谷が続く素晴らしい場所だ。峡谷の始まりからパリア川との合流地点まで13マイル(約21km)もある。難しくはないけれど、濡れたり汚れたりする覚悟は必要。それと天気予報もあってないようなもの。鉄砲水の危険性があるから要注意だ。

 

バックスキンで2日間過ごし、ザイオン国立公園に行った。そしてザイオン・ナローズに向かって上って行った。ナローズの中心を通るこのルートは今回旅した他の峡谷とは違って、全て川の中を歩いて行くものだった。ブーツとドライパンツかウェットスーツがあると冷たい水には便利だ。それから、水に飛び込んで持ち物が濡れないようドライバッグをいくつか持って行くのをお忘れなく。





 

毎年恒例の砂漠の旅を終えると、気持ちよく長い冬を迎えられる。そして少ししたら来年の南西の砂漠巡礼についてあれこれ考え始めるのだ。

 

(テッド・マホーン)