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ブランド40周年ということで本年は過去を振り返り、イベントやキャンペーン、ムック本の発売、またアニバーサリーモデルのリリースなどを実施いたしました。
今回も、過去の話になりますが、1992年に発売されたモデルに「ロックロブスター」というのがあったのですが、ご存じでしょうか?
もう25年以上も前のモデルですので、ご存知の方もあまりいないと思いますが、「ロックロブスター」のご紹介と、これに関連付けてアニバーサリーモデルの起源について説明したいと思います。
こちらがロックロブスター。
雨蓋(Top Lid)の上部の形状が、まるで「ロブスター」の背の部分の様になっているのが非常に特徴的な製品でした。
容量は40リットル強で、素材がコーデュラナイロン製のフューシャ(ピンク)とパッククロスナイロン製のエレクトリックブルー(青)の2色が存在しており、用途としてはアルパインクライミング用としてリリースされ、登場から青文字タグ期の中期頃に廃版になるまで、ロゴの仕様やパックの形状をアップデートしながら展開されていました。
パックデザインに合わせてこのパックの特徴である通常とは違った製品ロゴをご覧ください。
従来、本体にロゴラベルを縫い付けておりましたが、こちらは「ロックロブスター」のためだけに特別にデザインされたロゴが直接パック本体に刺繍されています。
実は、同じ年にリリースされたグレゴリーの15周年記念モデルの、ブラックにイエローのアクセントを施した「デイアンドハーフパック」にも特別なアニバーサリー仕様のロゴがデザインされ「ロックロブスター」同様に本体に直接刺繍する仕様でした。
この「デイアンドハーフパック」は今年の40周年アニバーサリーコレクションにつながる起源(原点)とも言える記念すべきモデルです。
その後30周年(2007年)と今年の40周年(2017年)のアニバーサリーコレクションには特別仕様のタグが用意され、「デイパック」や「デイアンドハーフパック」をはじめ、「テールメイト」等、様々な製品に使用されましたが、後にも先にも別注品やダブルネームを除いては、自社の一製品の為だけに特別なロゴがデザインされ採用されたという事は、この「ロックロブスター」と15周年の「デイアンドハーフパック」の2つだけではないでしょうか。
15周年アニバーサリーモデルの「デイアンドハーフパック」はブランドのアニバーサリーに、「ロックロブスター」はこのモデルに、それぞれに創業者ウェイン・グレゴリーが込めた思いとこだわりが特に強いものがあったという事が製品ロゴから伺えるのではないでしょうか。
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All About Gregory Product:4 珍しいロゴとアニバーサリーモデルの起源について

2017.11.01