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シンプルで高機能なマルチスポーツパック、ミコ/マヤを背負えば山遊びが軽快になる
日帰りハイクや小旅行をよりアクティブに

 

2023.06.02

まるで体の一部のようにフィットし、ダイナミックな体の動きを妨げることもない。ミコ/マヤは、柔軟性と通気性の高さで、スピードを意識したファストハイク、マウンテンバイクなど、さまざまな山でのアクティビティにも対応するマルチスポーツパックだ。また収納力が高く、荷物の出し入れもスムーズ。ミコ/マヤを背負えば、日帰りハイクや小旅行などをよりアクティブに楽しむことができるだろう。
激しい動きにも追従しアクティビティ中も確実にフィット
ミコ/マヤの大きな特長は、ショルダーハーネスとヒップベルトがサポート性を備えながらもフレキシブルであること。歩行時の腰や上半身の動きに合わせて追従、体とパックを同期させるというアイデアから誕生したショルダーハーネスとヒップベルトは、その伸縮性によって動作中の快適なフィットを実現している。
たとえば必要以上に分厚いパッドを肩や腰に備え、体にがっちりと固定する力はあるものの柔軟性に欠けるパックは、静止時には快適さを感じるかもしれない。しかし、いざ歩き出すと、肩や脚の動きが制限されて歩きにくい、体の動きとともにパックの重心がずれ不安定さを感じる、といったことが起こる。結果、エネルギー消費は大きくなり、疲労感は増す。サポート性と柔軟性の両立は、実はパックにとって重要な要素なのだ。

ミコ/マヤのショルダーハーネスとヒップベルトは、エッジバインディング(縁取り)もストレッチ性を備えている一方で、ショルダーハーネスの表側メッシュ部分は一定方向にしか伸縮しないような設計になっている。体の動きへの追従性は高いものの、必要な方向にしかストレッチしない。荷物を支えるサポート性能は十二分に確保されている。
ミコ/マヤはマルチスポーツパックというポジションに位置づけされているのは、使い勝手の良いサイズ感で、サポート性と柔軟性を高いレベルで両立しているからなのだ。
高い通気性と収納力。山を気持ちよく楽しめる
ミコ/マヤは、空気力学に基づく溝を施したパッド入りフォームのバックパネルを採用。背中とパックの接触が少なく、また隙間に空気が通ることで、涼しさをキープする。ショルダーハーネスにも通気孔が設けられており、通気性が高く快適だ。
通気性の低いパックを背負うと、背中の汗がうまく発散されず、アクティビティ中、背中に不快感を感じ続けるといったことが起こり得る。また、汗冷えによるパフォーマンスの低下や、コンディションの悪化の可能性も高くなる。山中で体調を崩すことなくハイキングを楽しむに、パックの通気性は重要な要素の1つと言えるだろう。

15〜30リットルの小型タイプのパックながら、収納力は高い。ヒップベルトのポケットは大きく開口部も広い。大型サイズのスマートフォンでも余裕で収納できる。写真や動画撮影、現在地の確認など、使用頻度の高いスマートフォンの出し入れがしやすい点は、非常に便利なはず。もちろん行動食の収納にも重宝するポケットだ。
パックの両サイドにはストレッチメッシュのポケットを採用。ポケットにはマチがあり、大型のウォーターボトルも収納しやすい設計となっている。メインコンパートメントに荷物を詰めていても、スムーズな出し入れが可能だ。また、パック上部やフロントにもポケット採用。さらに、グレゴリーの3Dハイドロリザーバー(別売)に対応するスピードクリップ取付けシステムを搭載した、独立したハイドレーションポケットも備えている。これらの収納スペースがあることで、さまざまなシーン、使い方に対応してくれるだろう。
あなたにジャストフィットなミコ/マヤが見つかる
ミコは男性用設計で、マヤは女性用設計。ショルダーハーネスの長さやカーブ形状が異なり、ヒップベルトもマヤは女性の骨盤サイズに合わせた設計になっている。そして、背面長は3.5インチ(約89mm)の調整が可だ。これはこのサイズのザックでは画期的な機構。体格にあったフィットが得られるはずだ。

それぞれ、15・20・25・30リットルの4モデルがラインナップ。30リットルモデルは、追加の荷物を入れるのに便利なトップローディングタイプとなっており、フロント部にバンジーコードを備えている。
カーボンフットプリントを大きく削減
グレゴリーでは、ライフサイクル分析ツールを利用して、バックパック製造に関わるすべての工程(材料調達、使用エネルギー、配送)での、温室効果ガス排出量を測定。カーボンフットプリント(温室効果ガスの排出量をCO2に換算した数値)を削減した製品を作っている。

製造工程を見直し、環境に配慮したリサイクルポリエステルを積極的に採用することで、前モデルと比較してミコ20では、カーボンフットプリントを26%削減することに成功している。

リサイクルポリエステルはバージンポリエステルと比較して耐久性に劣っていたため、長く1つの製品を使い続ける方が環境負荷は小さいだろうという考えのもと、グレゴリーではしばらく採用を見送っていた。しかし近年、テストの数値でも十分な耐久性を持つリサイクル素材が開発されたため、積極的に利用するに至っている。

シンプルで軽量ながら収納力があり、高い通気性を持ち、快適なフィットを実現。マルチスポーツパックのミコ/マヤで、アクティブな山遊びを楽しんでほしい。
Text: FUMIHITO KOUZU